残留雑念

ほとんどR&R備忘録と化している

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二回書きかけで記事を消して心が折れそうに

騎士は恋情の血を流す    The Cavalier Bleeds For The Blood騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood
(2009/08/06)
上遠野 浩平

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しずるさんは超能力者やら合成人間やらが跋扈する上遠野ワールドでよりにもよって安楽椅子探偵なんてしてるもんだから、しずるさんの推理は全部外れで真相は通りすがりのMPLSによる犯行という可能性があることは常に否定できないということを思ってたわけですが、既に彼女はMPLSや統和機構の存在を知っていたようです。さすがしずるさんだ、隙がねえぜ。しずるさん自身も監視対象のMPLSか、中枢候補くらいの立ち位置にはいそうね。
中身としては合成人間とMPLSがデスノートちっくな能力推理バトルを繰り広げる傍ら、それとはあんまり関係なく出会ったよーちゃんにしずるさんが一目惚れする話。このシリーズ、事件の本筋とメイン二人はほとんど絡まないからなぁw 事件解決に乗り出すなら情報を提供しようと申し出る主治医に対し、「私が知りたいことは、みんなよーちゃんから聞くわ」ときっぱり言い切るしずるさんにトキメキ。
リセットやコールド・メディシンやみなもと雫(の歌詞)も出るよ。と書こうと思ってみなもと雫の初出がソウルドロップなのかしずるさんなのか混乱してしもうた。灰かぶり騎士団がどっちにも出てるからそれに釣られたのかな。それにしても時系列的にはしずるさんってかなり後に位置するシリーズだったんだな。

ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)
(2009/08/10)
上遠野 浩平

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ビートの頃から張っていた伏線が一気に収束していき、チーム凪とチームアルケーの面々がそれぞれ個別バトルに入るという展開には燃えざるを得ない。健太郎が強化されすぎな気もするけどw ジィドとタイマンて。
でも飛鳥井先生と一緒にいた女能力者がソードフィッシュだとかさすがに覚えてねーよw 『オルガンのバランス』に出てきた他人の敵意が魚に見えるMPLSですね>ソードフィッシュ 『オルガン』はカチューシャが飛鳥井先生に一目惚れする話だから、ここに繋がる伏線そのものの話と言えるんだよな。しかし、飛鳥井先生と朱美ってビートの途中で会ってるよな? 上遠野スレでは「細かい時系列は考えてないって言ってた」ってレスがあったけど、本当なら確認したいなその話。
リキ・ティキの能力を手に入れイケイケ→すぐにあっさり自殺志願と躁鬱の激しい織機に元祖上遠野ヤンデレヒロインの今を見た。
どうでもいいけどロボット探偵はまだしもロボット将軍って能力的にはコンピュータ将軍とかAI将軍の方が近くない? 連載で読んだときには名前的にもっとガチムチなキャラを想像してたぜマキシム・ゴーリキー。

戦う司書と絶望の魔王 (集英社スーパーダッシュ文庫)戦う司書と絶望の魔王 (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2009/07)
山形 石雄

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うおお、ここに来て過去キャラ登場とか記憶があやふやだぜ。やっぱりアニメ化に合わせて刊行伸びたのかなぁ……。
今回ルルタの絶望の理由と併せて楽園時代が描かれたわけですが、ちゃんと異文化の話を読んでる気になれて嬉しかった。いや当たり前と言えば当たり前のことだけどさ。この辺の山形先生のセンスは結構好み。ネーミングセンスとかも語呂がいいよね。姓と名前の間が・じゃないのだけは違和感あるが。
最終的に、今までさんざんラスボス臭を漂わせながらも前回さっくり死んだハミが大復活しラスボスの座に返り咲き、絶望の魔王ルルタに相対するのはコリオという第一巻への回帰にわくてか。やっぱりこの話の主人公とラスボスはこれですよねー。そもそも第一巻からして過去と未来が繋がる構成だったし、作者のまとめに期待。

紫色のクオリア (電撃文庫)紫色のクオリア (電撃文庫)
(2009/07/10)
うえお 久光

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なんでこれだけ書影が微妙に右にズレてんの? 俺の環境だけ? なにこれこわい。
うえお久光といえば悪魔のミカタの4巻くらいまで買って挫折して、その後左馬文庫から続刊を頂くも積んだままという有様ながら、「百合」「SF」のキーワードに釣られて買ってしまった。でも結果的にはかなり当たり。タイトルのクオリアは適当ワードかと思ったら、普通に哲学用語として使ってた。この前のシノビガミのシナリオで哲学的ゾンビのヒロインを出してさっくり殺された俺はタイムリーなのか。
無限の並行世界を越えた絆って感じでSF的にも百合的にも十分満足できる内容。ただ、ヒロインゆかりの能力に関しては、SF考証的にも読者に対する情報開示としてもあともう一個くらいイベント挟んで欲しかったかも。その後の怒濤の展開には素直に快感を覚えられたんですが、その助走の一歩として。あと学がゆかりになれないっていう理由付けがちょっと弱く感じたなぁ。魔法使いになれる無限可能性と想像力があるなら異能の天才にもなれるだろと。俺が何か読み落としてるのかな。

滅亡の星、来たる―ダイノコンチネント シェアード・ワールド・ノベルズ (徳間デュアル文庫)滅亡の星、来たる―ダイノコンチネント シェアード・ワールド・ノベルズ (徳間デュアル文庫)
(2009/06/11)
山本 弘

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たまたま先にあとがき読んで、その後プロローグ読みつつあああとがきで言ってた最近始まった連載漫画と被ったってのは『エデンの檻』か、確かに飛行機事故をきっかけに古代生物の世界に漂着してしまうってのはもろ被りだな、などと思ってたらプロローグの最後でさっくり五百年経ってて度肝を抜かれる。
いやこれ全然被ってませんから! プロローグでキャラ立ちしそうな職業や特徴とセリフで何人もの乗客を描写されたら、ああこれからこいつらが群像劇始めるんだなと思ってしまうのは仕方ないことですよね。でもそれじゃシェアードワールド作品になりにくいということに気づくんだ俺。確かに数百年程度じゃ全く周囲の環境は変わったりしないという安心感があるぜ白亜紀。
ということでシェアードワールド第一作ですが、内容的には、21世紀から残された知識によって恐竜絶滅の原因と伝えられる天体が落ちてくるかも知れないので、何とかする方法を見つけ出すため少年たちは旅立つのだった。完。という感じで普通に序章。これがメインストリームになるんだろう。自分がヒロインに対して抱えてるのが恋愛感情なのか性的欲求なのか分からず苦悩する主人公という展開は思春期過ぎて読むのがちょっと辛かったw
作者的に期待するのはタイムスリップと原始時代で人類に発現し始めた超能力のSF考証かな。幻覚使いの超能力者とか、幻覚を実体化させることもできるので、表面上質量保存則を破ってるように見えるしなぁ。
ところで山本弘先生といえば良くも悪くも作品に生の山本弘的要素を入れることで有名ですが(そうなの?)、今回も女ターザンや固め系などは当たり前。せせこましい常識に囚われながら生きるよりは馬鹿になりたいってのはと学会の本どれかのあとがきで言ってましたね。あと、主人公の妹が恐竜人とじゃれてる内に性的興奮してしまったのをテレパシストに読まれて、異常性欲者として罰せられそうになる展開に、思っただけで罪になるなんておかしいと主人公が憤るのは最近の児ポ法関連に対するアンサーでしょうか。
とか言ってたらもっとド直球な女ターザンもの出しててまたしても度肝を抜かれる。

マリア様がみてる―リトルホラーズ (コバルト文庫)マリア様がみてる―リトルホラーズ (コバルト文庫)
(2009/07/01)
今野 緒雪

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というわけで続編。まぁ未収録短編があるのは知ってたから短編集くらいでは特に驚かなかったが。既存キャラがあんまり出てこなくて正統派(百合)少女小説といった風なので、こんなマリみても新鮮です。ていうか舞台がリリアンであればいくらでも続けられるよね。と思ってたら貸した小荒はブリッジ(山百合会入りした菜々をめぐる話)しか読まなかったとかぬかしやがった。
短編の中では得体の知れない双子の姉妹と新任女教師の関係を書いた「ワンペア」が一番好きかな。リトルホラーズというサブタイが表す通り、ハッキリとオチのつかない話も多いが、もう「降誕祭の奇跡」でマリみてはSF(すこしファンタジー)な世界だと思ってるから個人的にはこれはこれでアリかと。
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